採用の早期化・通年化の進行にともない、インターン期の採用活動が活発になってきています。
しかし、早期に活動する学生は学歴も高く、いわゆる優秀層にあたる人材が多いです。そのため、たくさん内定を出しても、結局6~7月の間にすべて辞退されてしまったという中小企業が後を絶ちません。。
結局、どんなに頑張っても、中小企業は大手企業に採用で勝つことはできないのでしょうか?
本日は、「そんなことはありません! 勝てます!」という話をさせていただきます。
中小企業より大手の方が安定しているんじゃないの?
と思われる方も多いと思いますが、視点を変えると中小企業のほうが安定していることもあります。
それはたとえば、以下のような観点です。
1. 配属リスクがないこと
2. 上司・先輩リスクがないこと
具体的には上記の2つ。
ここから、なぜこの2点が、大手企業に勝つために重要であるのかをお伝えしていきます。
大手企業は複数の事業ドメインを展開していることがほとんどです。
たとえば人材業界で言えば、大手企業は、求人広告・人材派遣・人材紹介・研修・アウトソーシングなど、複数の事業を展開していることが一般的で、入社するまでどの事業部の所属になるか、配属先が確定しないことも少なくありません。
対して、中小企業であれば、配属先を明確に伝えることが可能です。
⑴配属リスクがないこと のメリットにつながります。
配属先どころか、座る席がどこかまで伝えられるのではないでしょうか。
配属リスクが「ゼロである」ことは、大手企業には実現の難しい、中小企業ならではの強力なメリットなのです。
配属よりもさらに一歩踏み込んだ先にあるのが、
⑵先輩・上司リスクです。
希望の配属になったとしても、配属先の人間関係に悩んで早期退職したり、メンタルヘルスの問題を抱えてしまったりする若手社員もいます。
企業は学生に、先輩社員と引き合わせる機会を提供することはありますが、その場に現れるのは企業側がイチオシする上澄み人材のみ。
組織全体の人材レベルは分かりませんし、自身の直属の先輩や上司がどんな人か知ることもできません。
そんな中で、自分の目の前にいる先輩と必ずいっしょに働けるという確約ができる中小企業は、学生に対して大きな安心感を与えることができます。
このように、中小企業だからこそのメリットがあるので
学生に積極的に伝えていきましょう!
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