3月も中旬に差し掛かってきました。22年卒の就職活動も本格化し、どんどん動いてきていると思います。
今週から天気も春めいてきましたね。
さて、そろそろ6月に向けてどの企業様も夏季インターンシップの開催に向け、プログラムの企画や内容についての詰めの準備を進めている時期ではないでしょうか。
内定者の70%がインターン時期にその企業への応募を決断しており、インターンシップを通じた母集団形成は年々重要度を増しています。学生にとって理想のインターンシップ企画は内容の大半が就業体験で占められているものでしょう。しかし就業体験を提供できる企業は限られており、各社企画を練り、試行錯誤のうえ1DAYインターンシップを開催する企業が増えつつあります。
1DAYインターンシップを複数回(それぞれ内容は分けて)に渡り、企画、開催することで、母集団形成へつなげられる点が大きなメリットとなります。
1DAYインターンシップに参加する学生は、平均3~5社のインターンに参加しています。1DAYのインターンシップは1度に多くの学生と接触できる反面、内容が就業体験型インターンシップほど、学生にインパクトを与えられる企画を作りづらいのがデメリットsといわれています。
学生は参加する企業が増えるにつれ、以前に参加したインターンシップの内容に関する記憶が上書きされていき、最初に参加した企業の記憶(思い出)などはほとんど薄れてしまいます。そのため夏季インターンよりも、広報解禁直前の冬季インターン開催を狙う企業が増えてきています。しかし、自社が求める人財を獲得するには、夏季からインターンシップに参加する早期優秀層との出会いが重要となります。
1DAYインターンシップに参加した学生には、小まめに連絡をとることが重要です。定期的に連絡することで、自社を忘れさせない、思い出させる効果があります。複数回の1DAYインターンシップを開催している企業では、以下のような情報配信を実施しています。
① アンケートの配信
② 会社情報の配信
③ 業界情報の配信
④ 次回インターンシッププログラムに関する内容の配信
事前にインターンシップのアンケートを後日配信すると伝えておくことで、回収率は向上し、アンケートを作成する際にインターンシップの内容を振り返り、自社を思い出す機会を生み出します。
次に、インターンシップ当日に伝えた企業情報や業界情報を整理して送付することで、復習し記憶に刻む効果が得られます。内容としては学生の今後の就職活動に役立つ情報であれば、閲覧してもらえる可能性もかなり高まります。
最後に次回インターンの開催詳細、企画内容を案内し、エントリーを募ります。
実際にこうした施策を実践している企業では、2週間に1度のペースでメールを配信し、次回の1DAYセミナーでは80%以上の学生がリピーターとして参加しています。
学生への定期連絡は、採用担当者にとって負担であり、学生の反応が確認できないメールでのやり取りは大きなストレスにもなっています。そこで、エアリーフレッシャーズを活用し、学生への情報発信を一元管理、未読・既読など学生の状況を見える化することに注目が集まっています。
1dayインターンをより成果のあるものにするために、次回は1dayインターンの内容事例を紹介します。
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